16 août 2012

Les Ponts Couverts(屋根付き橋)


Les Ponts Couverts (屋根付き橋) と呼ばれるこの橋は、もともとは町の防御のために、13世紀に建てられました。




当時、ストラスブールの町は島の外側にあったため、攻撃があった場合に備えて、イル川の運河の特攻口を守る必要があったのです。

13世紀には、木造で瓦屋根に覆われた橋に4つの塔があり、数世紀にわたって何度も補強が繰り返されてきました。

14世紀には木の支柱を石に、16世紀には町の包囲に備え、イル川を通行止めにするための金属製の格子を設置。さらには、鉄砲隊が待機するためのスペースが設けられました。

18世紀になると、瓦屋根が取り外され、ヴォーヴァンダムの建設により屋根付き橋は軍事的意味を持たなくなりました。

19世紀にはついにすべて取り壊し再建設され、現在の石橋となったそうです。



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10 août 2012

ストラスブール駅 : 旅のはじまり

2008年1月、私はストラスブール駅近くにある、ルフトハンザのエアポートバス停*に降り立った。

夜遅くに到着し、右も左も分からず、とても不安になったことを今でもはっきりと覚えている。

駅近くのホテルを予約していたので、大抵の人なら迷わずにたどり着けるのだろうけど、方向音痴の私は、いつもどおり、やっぱり迷った。

同じ街に4年以上住んでいるのに、今もまだ迷う。
たどり着けるけれど、迷ってしまうから困る。


20代の頃は、地図が読めなくても怖いもの知らずで、
平気で一人旅をしていたけれど、今はもう怖くてできない。

ルフトハンザのバス停(Boulevard de Metz/Metz大通り)に降り立った日が、
今のところ、最後の長いひとり旅の始まり。




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